油虫

油虫
あぶらむし【油虫】
(1)(「蚜虫」とも書く)半翅目アブラムシ科・ネアブラムシ科・ワタアブラムシ科などの昆虫の総称。 体は長さ1~5ミリメートルの卵形で, 長い口針と触角をもつ。 植物に群生し, 口針をさして樹液を吸う。 夏は雌の単為生殖で幼虫を胎生して増え, 秋に雌雄を生じて産卵し, この卵が越冬する。 分泌する甘い液をアリに与え, アリの保護を受ける種も多い。 繁殖力が強く, 果樹・農作物などの害虫。 アリマキ。
(2)ゴキブリの別名。 ﹝季﹞夏。
(3)他人にたかって, ただで遊興・飲食する者を軽蔑していう語。

「太神楽ぐるりはみんな~/柳多留(初)」

(4)遊里の冷やかし客をいう。

「本名は素見あざ名は~/柳多留 37」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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